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犬を飼う費用はどれくらい?初期にかかるものと月々の維持費の目安を紹介

犬を飼うには実際に費用はどれくらいかかるのか、一番気になるところですよね。

犬との生活は心が安らぎほっこり和みます。話しかけるとじっとこちらを見て、首をかしげたりキラキラする表情を見せてくれたり、まるで人間の赤ちゃんのようです。

帰宅すると、全力でうれしい気持ちを現してくれしっぽが扇風機のようにクルクル回る、こんなお迎えをされたら疲れもどこかに飛んでいきますね。

そんな家族の一員となり得る犬をお迎えしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

ですが、犬も感情をもった命ある生き物です。一時的な人間の軽い気持ちで飼ってみて、こんなにお金がかかるなんて知らなかった、お世話が大変でめんどくさいからもういらない、などと思ってほしくないのです。

この記事では、犬を飼おうと思っているけれど何にいくらくらいかかるのか不安な方のために、実際に2歳のポメラニアン(♀)を飼っている私が、犬を飼うための初期費用や月々かかる維持費などを紹介しつつ、犬を飼う前に知りたかった、飼ってからの流れや情報にも触れていきます。

かかる費用を知ってから犬を飼うか決めようと思っている方にも役立つと思います。

ぜひ最後までお読みください。

※ 紹介する金額は、実際に私の愛犬が行くペットショップや病院で確認し、さらに追加のリサーチによるものでおおよその金額です。

犬を飼うための6つの初期費用

1. 生体の費用:10〜40万円

犬をペットショップで買う方が半数を占めているようなので、この記事ではペットショップからお迎えすると想定して紹介します。

犬種や血統、容姿にもよりますが、およそ10〜40万円、高いと50万円以上する犬もいます。

「人気だから」「飼いやすいと聞いたから」などさまざまな理由はあると思いますが、運命を感じた子を選ぶのが個人的にはオススメです。値段と運命がバッチリ合うとは限らないので、よく考えて選びましょう。

何度もペットショップに通ってみると「この子だ!」と思える犬に出会えるかも知れませんね。

2. 畜犬登録費:3,000円

犬を飼ったら市区町村に登録する義務があり、登録料は小型犬も大型犬も3,000円です。ペットショップで買って、生後3ヶ月経ってから4ヶ月までに届け出ましょう。

これは赤ちゃんの出生届のようなイメージで、犬を飼っていますという届け出です。

3. 狂犬病予防注射:2,950円(注射済票交付料 550円 別途)

狂犬病予防注射は、毎年1回受けさせる義務があり、小型犬も大型犬も2,950円です。注射交付料550円と合わせると3,500円です。

毎年4月ごろに市区町村から、6月までに狂犬病予防注射を打ちましょうと促す集団接種のお知らせが送られてきます。だからといって6月までに打たないと!、と慌てなくても大丈夫です。前年の接種から1年後に接種すればいいので、例えば前年の10月に打ったのならまた今年の10月に打てば問題ありません。

これは、私の愛犬が通っている病院の獣医師に教えてもらった情報ですが、心配な方はご自身の犬が通う病院の獣医師、あるいはお住まいの市区町村の役所に確認してみてください。

6月以降は個別接種になり病院で受けますが、金額は同じく2,950円です。

接種後、病院から出された「注射済証」と自宅に送られる「狂犬病予防注射済票交付申請書」を役所に提出すると、注射済票が交付されます。交付料は550円です。

病院によっては役所への申請を代行してくれるところもあるので、確認しておくといいですね。

4. 混合ワクチン接種:7,000(6種)〜10,000円(10種)

混合ワクチンは、さまざまな感染症から犬を守るために接種します。初年度は3回接種しますが、ペットショップで犬を買うとたいてい1回目の接種が済んでいるので、残りの2回は犬を飼い始めてからになります。

6種以下か8種以上どちらを接種させようか悩みますよね。

山やネズミのいる野原などによく連れて行く場合は8種以上を勧められるかも知れません。普通のお散歩であれば6種以下で十分かと思いますが、住んでいる地域や飼い主さんの考え方によるので、獣医師に相談しながら決めるとよいでしょう。

6種以下ではおよそ7,000円、8種以上はおよそ10,000円です。

翌年からは年1回になりますので、狂犬病予防注射との兼ね合いを考えて受けさせるとスムーズです。

ただ、混合ワクチンは任意なので、毎年1回打つかどうかや効果についても獣医師と相談するのが1番安心で納得できるでしょう。

私の愛犬がお世話になっている病院では、混合ワクチンを接種すると4週間後以降に狂犬病予防注射が接種できます。

狂犬病予防注射が先だと1週間後以降に混合ワクチンを接種できます。そのため接種の時期はうまく調整して、計画的に終えるようにしています。

5. 去勢手術や避妊手術:15,000〜50,000円

妊娠を望まないのであれば、去勢手術・避妊手術を検討してもいいかも知れません。飼い主の考え方によるので正解はありませんが、私は避妊手術をしなかった場合に、かかる確率の高い病気を避けるために受けさせました。

初めての発情が起こる前の生後6ヶ月ごろが良いと獣医師に勧められたので、その頃に避妊手術を受けさせることにしました。

一度の麻酔でできることをしてあげたいと言う獣医師の提案で、まだ抜けていなかった乳犬歯抜歯と、涙が多く出ていたので鼻涙管洗浄をしてもらいました。

術前の血液検査で思わぬ結果が出たのですが、それは「医療費」の項目で詳しく説明します。

無事に手術が終わったという病院からの電話でホッとしてすぐに会いたくなりましたが、開腹手術をしたので1泊入院でした。

一方、去勢手術は日帰りでできるようですが、術後なのでいつもより家でしっかり様子をみてあげましょう。

去勢手術は15,000円〜40,000円、避妊手術は25,000円〜50,000円です。

ここまでをまとめると、下記の通りです。

  • 生体の費用   10万〜40万円(高いと50万円以上)
  • 畜犬登録費   3,000円
  • 狂犬病予防注射 2,950円(注射済票交付料 550円 別途)
  • 混合ワクチン  7,000(6種)〜10,000円(10種)
  • 去勢手術    15,000〜40,000円
  • 避妊手術    25,000〜50,000円

生体の費用を除く(生体の費用は幅広すぎるため)合計は、約53,500円〜約106,500円です。

病院によって金額に違いがありますが、特に去勢・避妊手術は病院でだいたいの総額を確認し、念のため一番高く見積もっておいた方が安心です。

私の愛犬は、避妊手術(麻酔料と診察料含む)で40,800円(税抜)、術前検査で10,600円(税抜)、血液検査で異常値が出たため超音波検査を受け、プラス2,400円(税抜)でした。

6. 生活日用品

  • ケージ             5,000〜30,000円
  • トイレ             2,000〜7,000円
  • トイレシート(シングル、ダブル)1,000〜2,000円
  • 食器              2,000〜5,000円
  • 水飲み             600〜7,000円
  • ベッド             2,000〜30,000円
  • クレート(キャリーケース)   3,000〜15,000円
  • はぶらし            500〜800円
  • 首輪やハーネス         2,000〜7,000円
  • リード             2,000〜15,000円
  • 散歩用水飲みボトル       400〜2,000円
  • 散歩用うんち取り袋       400〜1,500円
  • ブラッシング用ブラシ      1,000〜5,000円
  • シャンプー           800〜4,000円
  • 除菌消臭スプレー        600〜4,000円

だいたいの必要な日用品を挙げてみました。合計でおよそ23,300円〜135,300円です。

全てを高級品で揃えるとかなり高額になります。また、小型犬に比べると大型犬の方が高い傾向です。飼い主の好みと犬が使いやすいかを考えて決めていくといいですね。

あくまでも目安なので、必要になったら買い足してもいいと思います。

あった方がよいもの5選

  1. ウェットシート(8個パック)  800〜1,000円
  2. 使い捨てポリ手袋(100枚入り) 100円
  3. ゲート              2,000〜15,000円
  4. 滑らないジョイントマット(3畳)3,000〜9,000円
  5. ドライブボックス         2,000〜20,000円

合計でおよそ7,900円〜45,100円です。

1つずつ紹介していきます。

1. ウェットシート

我が家では、人間の赤ちゃん用の厚手のお尻拭きを使っているのですが、トイレ掃除や散歩から帰ってきてすぐ足を拭くのにとても便利です。厚手というのがポイントで、すぐに破れないので経済的で手軽な点が気に入っています。

2. 使い捨てポリ手袋

犬は吐きやすい動物で、私の愛犬も時々なんの前触れもなく吐くことがあります。そんな時にサッとはめて処理ができ、とても重宝しています。

また、トイレのうんち処理にも使いあとは捨てるだけという手軽さ。100円均一ショップに売っているもので十分です。

3. ゲート

キッチンには危険がいっぱいです。特にまな板で切った食材の落ちたものの拾い食いや、誤って包丁を落とした時などヒヤッとします。

そのため、キッチンの入り口に置くタイプの安いものをセットしました。行き来するたびにまたがないとならない点が少し難点ですが、愛犬にとってはキッチンに入ってこられないので安全です。

2階に上る犬には階段の降り口に置くのも落下防止になりますね。

4. 滑らないジョイントマット

犬の足の関節を痛めないためにもおすすめしたいジョイントマット。ツルツル滑らず、安心して走り回れるのでこれはぜひ敷くといいです。

ジョイントマットなので、汚れた部分だけはがして洗えるのもうれしいポイントです。

5. ドライブボックス

車に乗せる犬専用のボックス型のイスのようなもので、柔らかいソファのような形状のものもあります。座席のヘッドレストにひっかけ、付属の飛び出し防止のリードに散歩用のハーネスがつけられるので安心ですね。

少し遠くの公園やお出かけ、病院に連れていく日など安全におとなしくしていてもらうために、いつも乗せているお役立ちグッズです。

上記は我が家で実際に使って便利だと感じたものです。

合計でおよそ7,800円〜45,000円です。

月々かかる費用

  • フード                1,000〜20,000円
  • おやつ                1,000〜2,000円
  • おもちゃ               1,000〜2,000円
  • トイレシート(レギュラー、ワイド)  1,000〜2,000円
  • 涙拭きシート(涙の多い犬種)     300〜500円
  • 歯みがきシート(はぶらしが難しい場合)300〜2,000円
  • トリミング                 3,000〜20,000円
  • フィラリア予防薬(1回分)        800〜2,000円
  • ノミ・ダニ予防薬(1回分)             1,700〜2,200円
  • ペット保険料                  1,100〜3,500円

合計でおよそ11,200円〜56,200円です。(しつけ教室はコースにより金額の幅が広いことと、通わない場合も多いのではぶきます。)

フード

フードには大きく分けて、ドライフードとウェットフードがあります。おそらく日常的に与えるものはドライフードになることが多いと思いますが、1kgあたりおよそ500円〜4,000円のものまであります。いろいろ試しながら犬が好んで食べるものをあげたいですね。原材料が気になる方は、なるべく添加物の入っていないものを選ぶといいでしょう。

ウェットフードは少し割高なので、ちょっとしたごほうびや食欲が落ちたときなどに、ドライフードに混ぜて与えるのもいいかも知れません。

小型犬と大型犬では食べる量も変わるので、私の愛犬(ポメラニアン2歳3.8kg)とゴールデンレトリバー(2歳30kg)のフードの金額をザッと計算してみたところ、愛犬は月におよそ3,700円、ゴールデンレトリバーは20,000円と約5倍高いことがわかりました。

これは「犬のエネルギー要求量」の計算式でだいたいの数字を出しました。

おやつ

しつけのために一役買うおやつは手軽にあげられて便利ですね。そしてごはんだけでは足りない栄養素を補ってくれます。しかし、与えすぎは肥満の原因になりかねないのでほどほどがいいでしょう。

種類も豊富で、安くて大量に入っているものからオーガニックの少し高級なものまで、どれを選んでいいか迷うほどあります。形状も、クッキー系やジャーキー系、ガム系など硬さも大きさもさまざまです。

400円〜1500円くらいで買えるのでいろいろ試すのもいいですね。

与える量にもよりますが、月にしておよそ1,000円〜2,000円で済むかと思います。

私の愛犬も、おすわりやお手などを覚えさせたり、トイレが上手にできて大げさにほめた後におやつを与えていました。

ある時、チーズの入ったおやつをあげたら、喜んで食べたあと突然大量に吐いてしまいました。どうやら乳製品アレルギーだったようです。それからは必ず原材料を見て乳製品はもちろん、なるべく添加物が入っていないものを選ぶようにしました。

犬にもアレルギーがあるので飼い主が気をつけてあげましょう。

おもちゃ

犬のストレス解消や飼い主とのコミュニケーションのために欠かせないおもちゃ。ボールやプープー音の鳴るぬいぐるみ、ガシガシ噛むおもちゃなど、種類や材質、目的ごとにたくさんあります。

およそ300円〜2,000円のものが多いです。

犬の性格にもよると思いますが、おっとりとはむはむ噛んで遊ぶ犬もいれば、すごい勢いでガシガシ噛むのが好きな犬もいます。

私の愛犬は後者で噛み始めたら止まらないので、せっかく買ってきたおもちゃを数秒で壊されたことが何度もありました。

ストレスから噛んでしまうこともあるので、散歩に行って発散させてあげるといいかも知れません。

何種類かおもちゃを与えてみて、お気に入りのものが見つかるといいですね。

犬の遊び方でおもちゃを購入する頻度も変わってきますが、月に2種類ほど購入するとしておよそ1,000〜2,000円です。

日用品

  • トイレシート(レギュラー、ワイド)   1,000〜2,000円
  • 涙拭きシート(涙の多い犬種)      300〜500円
  • 歯みがきシート(はぶらしが難しい場合) 300〜2,000円

合計でおよそ1,600円〜4,500円です。毎日きれいにしてあげたいですね。

私の愛犬は、はぶらしはカミカミするので歯みがきシートに挑戦しました。すると今度はペロペロ舐めて歯まで到達できず、結局日々のケアは病院で出してもらった歯みがきペーストを舐めさせ、トリミングの時にしっかりとプロの方に磨いてもらっています。

パピー(1歳になる前の子犬)の時期にきちんとはみがき習慣ができなかったのを、とても反省と後悔をしてしています。

トリミング

月に1度はシャンプーをして犬を清潔にしてあげましょう。家でのシャンプーが難しいのであれば、プロにお任せするのもいいと思います。

トリミングでは、シャンプー・カット、爪切りや耳そうじなど、いろいろなコースが選べます。

一般的にはトリミングがいらないと言われている私の愛犬(ポメラニアン)も、

  • シャンプー(保湿力があり毛玉になりにくいもの)
  • 部分カット(耳を丸く、お尻は桃尻に、足裏バリカン)
  • 爪切り
  • 耳そうじ
  • はみがき
  • 肛門腺絞り

を1ヶ月半ごとにプロの方にお願いして、およそ8,000円です。

  • シャンプー   3,000〜15,000円
  • カット     5,000〜20,000円

※ 上記のシャンプー、カットのどちらかに下記の爪切りから足裏バリカンまでが含まれていることが多いです。

  • 爪切り     500〜1,000円
  • 耳そうじ    500〜1,000円
  • 肛門腺絞り   500〜1,000円
  • 足裏バリカン  500〜1,000円
  • ヒゲカット   500〜1,000円
  • デンタルケア  540〜900円

この他に、ハーブパックやアロマバス、泡パックなどサロンごとにいろいろなメニューが追加で受けられます。

小型犬より大型犬の方が高くなりますが、サロンにより料金は異なりますので事前に確認しておくと安心ですね。

医療費

ペットには公的医療保険がないので、かかった分は自費になります。

いたずらをして何か誤飲をしたかも知れない、ソファから飛び降りてケガをした、など何かと病院に行くことが多いもの。

犬は言葉が話せないので、具合が悪くても伝える手段がないのです。普段から飼い主がよく観察してあげるようにしましょう。

また、年に1度は健康診断を受けるといいでしょう。

項目は、

  • 身体検査(聴診、触診、視診)
  • 体重測定
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 糞便検査

です。ここにレントゲンや超音波検査など、詳しい検査も追加できます。

費用は病院によって違いますが、およそ5,000円〜30,000円くらいです。健康診断を受ける際は予約が必要なこともあるので、あらかじめ病院に確認をしましょう。

私の愛犬は、健康診断ではないですが避妊手術の術前の血液検査で、肝臓のALPの数値が基準値333までのところ2136もあることがわかりました。手術には影響ないそうで無事に済ませられましたが、獣医師も首をひねるほどの数値。これほどの高い数値を見たことがないけれど、愛犬は毎日とても元気というのが獣医師には不思議で、どうしてなのかと困惑させてしまったようでした。

結局、胆汁うっ滞性肝疾患が一番近い症状ではないかと診断され、2年経った今でも薬を飲ませ2ヶ月に一度血液検査をしています。幸い徐々に数値は下がってきて、もう少しで正常範囲内に入りそうなところまできました。

ごはんはヒルズのi/dの特別療法食か、ロイヤルカナンの療法食の低脂肪を指定され、基本おやつは禁止です。

血液検査からこんな思いもよらない疾患が見つかることもあるので、年に1度はぜひ健康診断を受けることをおすすめします。

そして、忘れてならないのがフィラリア予防薬とノミ・ダニ予防薬です。

フィラリアは蚊に刺されて感染し、心臓などに寄生する怖い感染症で命にかかわることもあります。蚊が出てくる4月〜12月まで毎月薬を飲ませ予防するものです。

フィラリア予防薬は1回およそ800円〜2,000円です。

ノミ・ダニも皮膚炎などにならないために、ノミやダニの活動が活発になる4月〜12月まで毎月薬で予防します。併せて定期的なシャンプーやブラッシングで犬を清潔に保ちましょう。

ノミ・ダニ予防薬は1回分およそ1,700円〜2,200円です。

フィラリア予防薬もノミ・ダニ予防薬も犬の体重によって量が変わるので、体重が重いほど高くなります。

フィラリアとノミ・ダニ予防が同時にできるものや、おやつタイプと背中側の首に滴らして使用するタイプなどがあるので、使いやすいものやメリット・デメリットを獣医師に聞いて決めてもいいと思います。

また、毎月予防薬をもらうために病院へ行くのが大変であれば、9ヶ月分をまとめて出してもらうと、1度の通院で済むのでいいかもしれませんね。

ペット保険

上記の「医療費」のところで、ペットには公的医療保険がないと書きましたが、少しでも医療費を減らしたいですよね。

そこで、ペット保険をおすすめします。ペット保険とは、掛け捨てではあるもののペット自身の保険証がもらえ、病気での通院・入院や手術費を軽減してくれるものです。人間の保険証と違い、1年ごとに更新があります。あくまでも病気の場合なので、予防のもの(ワクチン、去勢・避妊手術など)には使えません。

割引率はたいてい90%や70%や50%があり、どれを選ぶかは飼い主次第です。当然50%より70%の方が保険料も高くなり、犬が歳を取るにつれて保険料も上がっていきます。毎年の更新がなるべく安く抑えられつつ、補償がいいものを選びたいですね。

我が家では、ペットショップで愛犬を買ったと同時にペット保険に入りました。肝臓の疾患がたまたま見つかりましたが、2年も通院していると保険に入っていてよかったと思うばかりです。

先日胃腸炎にかかった時は、保険適用で6,512円でした。

保険料は月々およそ1,100円〜3,500円が多いようです。70%か50%かでも変わってくるので、犬が病気やケガの時に飼い主の安心材料として、じっくり検討してみてくださいね。

しつけ教室に通う場合

何度犬を飼った経験があっても、犬の性格によってうまくしつけができないこともあります。

おすわりや待てなどの基本のしつけから、ムダ吠えや噛みぐせなどの問題行動など、しつけることは山ほどあるのです。どうしても覚えてくれずストレスになってしまうと、せっかくの犬との生活がつまらないものになってしまいます。

また、噛みぐせのある犬が本気で噛むようになったり、近所から吠える声がうるさいと苦情がきたりなど、今すぐにでも直したい時にはしつけ教室に通うのを考えてもいいと思います。

しつけ教室にはさまざまなコースがあります。

  • グループレッスン  1回3,000〜6,000円
  • 個人レッスン    1回4,000〜10,000円
  • 出張レッスン    1回4,000〜10,000円
  • 預かりレッスン   1ヶ月90,000〜110,000円

しつけ教室によってもっと細かい料金設定をしているところもあるようですが、上記は特別なものを除いた、多くのしつけ教室に設けられているレッスンを書き出しました。

預かりレッスン以外は何度も通うことになるのでそれだけ金額も高くなりますし、犬の送り迎えもあるので交通費もかかります。また、大型犬の方が高くなるようですね。

プロの方にお願いするので、きちんとしつけられるのはいいかもしれません。家でも同じように対応しないと元に戻ってしまうこともあるようなので、飼い主も一緒に勉強して犬がいい子になった状態を保ちましょう。

無料体験などがあれば、実際に行ってみて雰囲気が合うか確認してみるといいと思います。

犬を飼う5つのメリット

犬が家にいることで、ペットでありながら中心的存在になります。飼い主はいつも犬を気にかけ、犬もまた飼い主をよく見ています。そばにいてくれるだけで愛おしいのです。1つずつ紹介します。

1. 家が和む

犬がなにかおもしろい行動をする。すると、それが楽しくて家族が笑う。結果、家族の会話が増え和む。この流れが一番多いと思います。

私の愛犬は、突然ひとり運動会を始めリビングを猛スピードで走り出します。大きめのクッションを中心にクルクルと何周かして、ピタッと止まりニコニコで家族を見渡し、みんなが笑っていると得意げにまた走り出すのをくり返し、その後急に静かになったと思ったらトイレでうんちをふんばっていたりします。それがおかしくて自然とみんなが笑顔になるのです。

家族を和ませる天才かなと思っています。

2. 気持ちが癒される

何か悲しいことやつらいことがあってソファにボーッと座っていると、犬が寄り添ってきてピタッと体をくっつけてくることがあります。

撫でてあげるとこちらを見上げ純粋で無邪気な目を向けてくれるので、気が済むまでモフモフと撫でたりギュッと抱きしめていると、心が落ち着きとても癒されます。

いつでも飼い主をよく見ている犬ならではの行動でしょうか。

3. 家に帰るのが楽しみになる

どこに出かけても帰り道には「何してるかな」「おりこうさんで待ってるかな」と考えてしまいます。

犬が喜んで出迎えてくれるのを見ると、飼い主がいなくて寂しかった気持ちがよくわかるので、いい子だったね、お留守番上手ね、などと話しかけながら撫でてあげると犬も安心するでしょう。

犬が待っていてくれると思うと家に帰るのも楽しみになります。

4. 散歩で健康(ダイエット)になる

散歩は犬にとっても飼い主にとってもいいことだらけです。

外の空気を感じ、他の犬に出会い、気になる場所のニオイを存分に嗅ぐのは犬にとってよいストレス発散です。

また、のどが渇いた時やここをもう少し嗅ぎたいなどのアイコンタクトが、飼い主とのコミュニケーションにもなります。

飼い主は、ウォーキングにもなるので一石二鳥ではないでしょうか。

5. 話し相手になる

犬が飼い主の言葉をどれだけ理解しているのかわかりませんが、話かけるとじっと見て首をかしげたりします。

少なくとも「ごはん」「お散歩」「おやつ」「ハウス」という単語は理解していると思います。

私は日ごろからいろいろなことを愛犬に話しかけていますが、理解できてもできなくても、話しかけるとじっと見つめて聞いてくれるので、話相手として満足しています。

犬を飼う4つのデメリット

犬を飼うのは命を預かることになるので、それ相当のお金がかかり責任を伴います。お金以上に犬がいるメリットの方が大きいと言いたいところですが、やはり現実にはお金が必要です。では、デメリットを見ていきましょう。

1. 散歩が面倒

散歩はメリットとデメリットの両方の捉え方があると思います。

めんどくさい、疲れるという理由から犬を散歩に連れて行かないと、犬にストレスがたまり問題行動を起こすことになりかねません。

できれば毎日行くほうがいいですが、毎日と決めると犬が散歩に行く時間に催促してくるようになるかもしれませんし、飼い主にとっても憂鬱なものになってしまいます。不定期だけど週に3回なら連れて行けるなど、飼い主のできる範囲でもいいかもしれませんね。

2. お金がかかる

犬には猫のおよそ2倍のお金がかかります。それは健康のためや衛生的に保つためで犬にとって大事なものです。

ごはんや日用品を揃え、健康のために病院に行ったりトリミングに通ったりするとお金はどんどん出ていきます。

実際に私の愛犬も普通にかかるお金に加えて肝疾患の治療費もあり、お金がかかるということは実感しています。

3. なかなか旅行に出かけられない

犬を飼うと気軽に旅行に行けなくなります。長期だとなおさらです。でも、年に1度くらいは旅行でリフレッシュもしたいですよね。

ペットホテルを使ってみるとか、犬も一緒に泊まれるホテルや旅館を探す手もあります。その分お金も上乗せされますが、年に1度、1〜2泊程度ならペットホテルをうまく利用して、飼い主も息抜きするといいかもしれませんね。

4. 死んでしまうのが悲しい

犬も命があり終わりもあるということです。犬に限らずペットを飼うといつかは経験することで、死んでしまうのが辛いからペットは飼わないという人もいるほどです。

なるべく考えたくないペットとの別れ。犬が最期に「楽しかったな」と思うのかはわかりませんが、いろいろなところへ出かけて楽しい思い出をたくさん作り、もっとこうしてあげればよかったという気持ちを少しでも減らして見送りたいですね。

まとめ

初期費用や月々の維持費などを紹介してきましたが、やっぱり高いから飼える気がしないと思われた方、高そうだけど費用を削れば(日用品など)飼えるかもしれないと思われた方もいるでしょう。

金銭的に厳しく最期まで飼えるかわからない方に、無理に犬を飼うことはおすすめしません。

犬にも飼い主にも幸せを感じてもらいたいのです。

もし飼ってみようと思われたなら、約15年一緒に過ごす運命の1匹を見つけてくださいね。

生活は犬中心に変わるかもしれませんが、きっと心がホッコリし自然と優しい笑顔が出るでしょう。